『機動戦士ガンダム』など数々のアニメーション監督を務めた富野由悠季氏の展覧会「富野由悠季の世界」が現在福岡市美術館で開催されています。
福岡の後、兵庫・島根・青森・静岡に巡回します。
「富野由悠季」とは?
富野由悠季さんは、『機動戦士ガンダム』や『伝説巨神イデオン』などの数々の作品を手掛けてきたアニメーション監督です。
虫プロダクション時代に『鉄腕アトム』の演出・脚本に携わった後、監督デビュー作として『海のトリトン』を発表しました。
1979年に監督した『機動戦士ガンダム』で大ブームを巻き起こし、その後も原作・監督として携わった「機動戦士ガンダム」シリーズは代表作になりました。
以降、今に至るまで数多くのファンを持つ作品になっています。
また、監督・演出・脚本以外にも、小説家、作詞家などもしていて、「機動戦士ガンダム」シリーズ以外にも、数多くのロボットアニメを生みだして日本アニメ界の発展に影響を与えています。
「富野由悠季の世界」とは?
「富野由悠季の世界」は、「ガンダム」シリーズをはじめとするオリジナルアニメーションの総監督を務めてきた富野由悠季氏のこれまでの活動を回顧し、検証する初の展覧会です。
初期の駆け出しの頃から現在までの仕事を通して、時代や人々に与えてきた影響と、彼が訴え続けてきたのはどんなメッセージなのかを紐解きます。
富野氏直筆の絵コンテ以外にも動画やセル画、キャラクターの設定資料、ポスターなどのためのイラスト原画など、今まで公開されていなかった資料の数々が集結します。3,000点以上にものぼる、貴重な資料を目の当たりにすることができるというファンにはたまらない内容です。
会場では、作品の名場面をピックアップした映像展示も多数あって、全ての映像を見るには4時間以上もかかるというほど、充実した展示内容になっています。
既に6月から福岡で開催されているので、その様子をお伝えします。
「富野由悠季の世界」福岡開催の感想
6月22日から開催中の福岡での様子をツイッターから抜粋します。
富野由悠季の世界1 福岡市美術館
ボリューム多すぎる 先に高畑勲展みといてよかった レイアウト と一言書いてあってもそれが歴史の中で生まれたってことが わかる ともあれ赤毛のアンでの邂逅 コンテは高畑さんになおされる ふうむ pic.twitter.com/00hb29dnnC— さぬきみちる (@sanukimichiru) August 3, 2019
富野由悠季の世界展、全展示物見終わるのに4時間かかった‥‥マジで。
まあ人が少なくゆったり自分のペースで鑑賞出来たので大満足ですけどねデュフフ。
福岡まで見に来て正解でした。 pic.twitter.com/OAlgWnPLPZ— アサミシ (@asagy) August 2, 2019
北九州市漫画ミュージアムでのお仕事が終わった後、福岡市美術館で「富野由悠季の世界」展。すげーボリュームと解説の文章量。いい意味でへとへと。作家の過剰さに見合う過剰さを感じさせてくれる展示。ガンダムの人、くらいの認識でも観に行った方がいいと思います。 pic.twitter.com/eD8E4V9JZe
— MIYAMOTO,Hirohito (@hrhtm2011) August 2, 2019
今日は一斉休暇日だったので、ようやく「富野由悠季の世界展」へ。物量がハンパないと噂に聞いていたので、早朝に家を出て開場時刻の9時半に入り、まぁそれなりに深読みせずに観ていたハズなのに、会場を出たのは14時半。なぜ?おそろしや…。 #富野由悠季の世界 pic.twitter.com/a7qnA2B7mC
— しく(SHIKU/SHIKU963) (@shiku) August 2, 2019
福岡市美術館に「富野由悠季の世界」展見に行った。
情報量多過ぎて二時間位では時間が足りない。 pic.twitter.com/PmfsZHqVuA— おおもり とくもり (@tokumori_oomori) August 4, 2019
『富野由悠季の世界』行ってきた!
展示数が多くてとても見応え十分😃説明も事細かだったし1日いられるぐらいの情報量だった😳
あまりこういう企画展に行くことないからいい経験😊 pic.twitter.com/fuggj5Qw0c— tomona (@tomona78564460) August 4, 2019
行ってきました「富野由悠季の世界」展。飲まず食わずで四時間以上張り付いたけど、永野護の原画やらあまりの情報量に全部しっかり見れなかった。あと二回は行かないと。と言うかここに住みたい(笑)#富野由悠季の世界 #福岡市美術館 pic.twitter.com/8i2Kmy5xYY
— TETSU (@TE2gari) August 3, 2019
そして「富野由悠季の世界展」会場限定販売のMGF91ver.2.0を1個お買い上げ。
ちなみにお酒も売ってます。自分は普段は酒飲まないので買わなかったけど(笑) pic.twitter.com/f77pl61f97— てげてげ (@RhXXwJ4Gu8IBhHi) August 8, 2019
開催概要
「富野由悠季の世界」
<兵庫展>
会期:2019年10月12日(土)~12月22日(日)
会場:兵庫県立美術館
住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1[HAT神戸内]
TEL:078-262-0901
休館日:毎週月曜日(ただし、10月14日(月・祝)と11月4日(月・振休)は開館、10月15日(火)と11月5日(火)は休館)
開館時間:10:00~18:00
※特別展開催中の金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館30分前まで
観覧料:一般 1,400円(1,200円)、大学生 1,000円(800円)、高校生以下無料
※( )内は前売りおよび20名以上の団体。前売券は10月11日(金)まで発売。
要証明割引適用料金:70歳以上 700円(600円)、障がい者一般 350円(300円)、障がい者大学生 250円(200円)
※( )内は20名以上の団体。
※障がい者1名につき介護者1名は無料。
<島根展>
島根県立石見美術館
期間:2020年1月11日(土)~3月23日(月)
<青森展>
青森県立美術館
期間:2020年4月18日(土)~6月21日(日) 予定
<富山展>
富山会場
期間:2020年7月~9月 予定
<静岡展>
静岡県立美術館
期間:2020年9月~11月 予定
まとめ
この富野さん、少し前にマツコ・デラックスさんと共演しているところをTVで見ました。気さくな感じに見えました。
コアなファンの多い作品の監督さんの展覧会、見ごたえが凄そうです。
それにしても、東京や大阪での開催がなくて、地方開催ばっかりなんですね。そういうところもおもしろい!興味が出てきます。
時間に余裕を持って臨みたいですね!