9月12日朝、北アルプスの剱岳で、女性1人の遺体が見つかりました。

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家族に「登頂できた」とメッセージを送ったあと行方不明に

9月8日、登山に出掛けた横浜市の19歳の女性会社員が、「登頂できた」と家族にメッセージを送ったのを最後に行方が分からなくなっていて、県警の山岳警備隊とヘリが捜索していました。

警察によりますと、9月12日午前9時ごろ、北アルプス・剱岳の標高2650メートル、前剱の登山道下の岩場で女性が倒れているのを県警の山岳警備隊が見つけました。
今月8日から行方が分からなくなっている横浜市の19歳の女性とみて、身元の特定を急いでいるとのことです。

女性は県警のヘリコプターで収容されましたが、その後、死亡が確認されました。

19歳女性の家族がSNSで呼びかけ

19歳女性の家族がツイッターで呼び掛けていました。

妹が9/8の日曜の夕方から行方不明です。連絡もつきません。 富山県警には連絡済み、届けも出しています。 立山連峰に向かったらしいですが目的地はわかりません。 別山尾根方向にて見かけたとの情報あり。 #立山連峰 #立山 #剣岳 #雷鳥沢 #富山 #人捜し #拡散希望 #行方不明

引用元:ツイッター

このメッセージは5.3万人のひとにリツイートされ、たくさんの人が無事を祈ったり、捜索に協力したりしていました。

しかし残念ですが、12日に遺体が発見されました。

とりあえずご報告をさせていただきます。 今朝警察のほうから連絡があり、残念ながら遺体で見つかったとのことです。 私も動揺していますし家族も精神的に参っています。 昨日から皆様にご協力していただき大変感謝しております。 #立山連峰 #立山 #剣岳 #雷鳥沢 #富山 #人捜し #拡散希望 #行方不明

引用元:ツイッター

遺体が発見された後のツイートです。精神的に辛い状況の中、感謝を綴っています。

剱岳とは?

剱岳とはどんな山なのでしょうか。

剱岳は北アルプス(飛騨山脈)北部の立山連峰にあり、標高は2,999mの山です。
日本百名山、新日本百名山に選ばれていて、立山、鹿島槍ヶ岳とならんで、日本では数少ない氷河が現存する山です。

さらに、以下の記述がありました。

日本国内で「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」とされる。これは、その一般ルートが、一服剱 - 前剱 - 本峰の間で、岩稜伝いの鎖場やハシゴのルートになることによる。難所としてカニのヨコバイ・カニのタテバイと呼ばれる鎖場があるが、実際には、より容易な稜線で滑落事故などが発生している。また、クライマーと呼ばれる一流登山家も、その岩場や雪山で、多くの命を落としている。

引用元:ウィキペディア

19歳女性が一人で登山

19歳の女性が一人でこの剱岳に登ったのは何故なのでしょうか?

しかも軽装だったとご家族が言っています。

当時の服装は 白いTシャツ 紺の短パン 黒のスパッツ 紺色のリュックサック 水色の登山靴 蛍光色の黄色の帽子 些細な情報でも構いません。 かなりの軽装で山を甘くみているとしか思えずお恥ずかしい限りですがどうかよろしくお願いします。

 

お騒がせしております。 軽装かつ装備も不十分ましてや一人で登山という無謀な挑戦は本人の甘さが招いたところであります。 そんな妹のために皆様からご協力いただきとても感謝しております。 明日また富山県警の方でヘリなどで捜索をしていただくのでまた状況に変化があればご連絡したいと思います。

引用元:ツィッター

一人で「ソロ登山」する理由

なぜ一人で山に登ったのでしょうか?

調べてみると「ソロ登山」をしてみたいという人が多いようです。

その理由は大体以下のようになります。

  1. 自分のペースで歩ける
  2. 行きたい山だけに、行きたいときに行ける
  3. 当日の体調や天候によって、自由に予定変更できる
  4. 大自然の中に自分一人、という気分になれる
  5. 他の登山者と交流しやすい

上級者や他の人と一緒だと、例えば相手に迷惑をかけていないか気になったり、空気を読んだり。キツくて休みたくても言い出せなかったり、そんなことも山の上でもあるのでしょうね。
だから一人がいいと思うのも解る気がします。

行ってみると、一人で登っている人はけっこういるのだそうです。そういうソロ登山者同士で交流するのが楽しいというのもあるのでしょう。

まとめ

ご家族には最悪の結果になってしまって、本当につらい思いをされていると思います。
ご冥福をお祈りするしかできません。

私がこのニュースを知ったときにまず思ったのは、「なぜ一人で登ったの?」ということです。
剱岳はどんな山なのかと調べたときに、まず最初に『日本国内で「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」とされる。』と紹介されています。
山登り素人の私からしても、3,000メートル級の山なのに軽装というのも、あれ?素人?と思ってしまいました。

3,000メートル級の山に登るということ、山の魅力に魅せられ、山が好きだからこその行動だと思います。若いから体力にも自信があり、盲目的になってしまうのもわかります。

以前から「山ガール」と言われ、女性も大勢山登りするようになってきました。

山ガールさん達も男性も、どうぞ気を付けすぎるくらいに気を付けて、過信しないで、ハイキングの域を超えている場合は特に、必ず誰かと一緒に登ってください。しっかり準備して、できるだけ、山の恐さを知っている人と一緒に登ってください。
元気だから山登りするのに、最悪の姿でかえってくるのはつら過ぎます。

心よりお悔み申し上げます。

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