オカワカメって知ってますか?
海藻ではなく植物なんです。家庭でも簡単に育てられます。
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オカワカメとは?
オカワカメとは、熱帯アメリカや熱帯アジアに自生するつる性の植物です。
日本には中国から長寿の薬草として伝わっていて、正式な名称は「アカザカズラ」といい、別名「雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)」とも呼ばれます。
オカワカメの栄養
長寿の薬草と言われるように栄養価が高く、健康野菜としても注目されています。
主な栄養についてまとめてみました。
ビタミンA
ビタミンAは、目の角膜やのど・鼻・消化器・子宮などの粘膜、皮膚を健康に保つ効果が期待できます。目の網膜で光を感じる物質を作り出しているので、暗い場所でも見やすくなる働きもありますし、疲れ目やドライアイなどの目の症状を軽くする働きをします。
ビタミンAが不足すると、視力低下や肌の乾燥、免疫力の低下などを引き起こします。
特に、目を酷使する現代人には大事な栄養素ですね。
亜鉛
亜鉛は、新陳代謝やエネルギー代謝、免疫反応などの体内のさまざまな働きをサポートして正常に保つ役目をしています。
体内のビタミンAの抗酸化作用の活性化を促すので、アンチエイジング・生活習慣病予防にも効果が期待できます。また、風邪や感染症にかかりにくくなるし、傷や病気の回復も早くなります。
タンパク質と合わせて摂取すると全身の新陳代謝がより活性化されます。特に成長期の子供には過不足なく亜鉛を摂取することが必要です。
皮膚や髪の新陳代謝も活発になるので、美肌・美髪効果につながります。
カルシウム・マグネシウム
カルシウムとマグネシウムは骨の健康に必要なミネラルで、骨の健康を維持しています。
牛乳にはカルシウムは含まれていてもマグネシウムは足りないので、オカワカメならこの両方が摂取でき、簡単に骨粗しょう症予防ができます。
また、慢性的な疲労・体重の増加・むくむなどの改善にも効果が期待できます。
育て方
栄養たっぷりな植物ですが、育て方はどうでしょう?
初心者でも簡単に育てられるんです。土が乾いたらたっぷりお水をあげること。ゴーヤを育てたことがある人は多いと思いますが、ゴーヤと同じだと考えてよいと思います。
我が家では去年から育てています。ゴーヤの隣でプランターで育てています。
この状態から一週間後はこうなりました。
つるが伸びてきました!これも魅力の一つなのですが、つるがあるのでグリーンカーテンになってくれます。隣のゴーヤと一緒に日除けの役割も果たしてくれます。
ゴーヤの場合は、雌花が咲いたら受粉させ、実が大きくなってから食べられますが、オカワカメは花が咲かなくても、その葉っぱをいただきます。上手に育てられるかな?と心配な人でも花を咲かせなくてもよいとなると、ハードルが下がって取り組みやすいはずです。
どうやって食べる?
オカワカメは茹でるとねばりがでます。茹でた後の姿かたちやねばりが、海藻のワカメに似ているのが名前の由来だと言われています。
生でも食べられますが、苦みがあるのでさっと茹でた方が食べやすいです。
我が家では毎朝のお味噌汁に入れています。本当にワカメのような扱いですね。
検索すると、クックパッドなどでたくさんレシピがでています。栄養たっぷりなので育てたら是非美味しくいただいてください。
まとめ
いかがでしたか?
気になるオカワカメ、どこで手に入れましょうか。
ホームセンターや園芸センターで探しましたが、私の住んでいる地域では苗も種も扱っていませんでした。では、どこで手に入れたかというと、なんとメルカリです!
検索してみたら出てきたんですよ。メルカリで苗が買えるなんてびっくりしましたが、安く手に入ってよかったです。プランターに植えてちゃんと大きく育ってくれて、ムカゴを保管することで今年も育てられます。
暑さに強い植物なのでこれから育てるのにちょうどよいと思います。食べられるグリーンカーテン、おススメですよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。