先日、友人と4人で新潟市中央区の沼垂地区を散策してきました。
そのときの様子をレビューして行きます。
沼垂地区とは?
地名の由来は、奈良時代の歴史書「日本書紀」に登場する「渟足柵(ぬたりのさく)」です。
由緒正しい町です。
元々は沼垂町といって、新潟市とは争っていたりした歴史もあるそうですが、1914年(大正3年)に新潟市と合併、今に至ります。
沼垂は、背後に広がる蒲原の大地から栗ノ木川を通って、さまざまな物が集まってきたので酒、味噌(みそ)や醤油(しょうゆ)を作る産業が盛んになりました。
現在は、川は埋め立てられ栗ノ木バイパスになりましたが、川沿いに位置した「今代司酒造」では、「発酵のまち」の面影をたどることができます。酒造見学は7人までなら、時間までに行けば予約なしでOKなのもうれしいです。
沼垂の「醸す」地区
「醸す」を英語に訳すと「create」なんですけど、それじゃただの「作る」になってしまってちょっと残念です。
日本語で意味を調べると、
- 麴 に水を加えて、酒や醬油などをつくるのこと。
- 雰囲気などを作り出すこと。
直に英語にできない理由がわかる気がします。
今代司酒造
新潟駅から一番近い蔵元です。
社名 | 今代司酒造(イマヨツカサシュゾウ) |
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住所 | 〒950-0074 新潟県新潟市中央区鏡が岡1番1号 |
連絡先 | TEL:025-245-3231 / FAX:025-245-3233 |
営業 | 年中無休(年末年始除く) / AM 9:00~PM 5:00 |
酒蔵見学は無料。7名以下なら予約なしで、時間までに行けばOKです。
時間は9:00~1時間毎に開催していて、16:00が最終です。
酒蔵見学始まりました!
タンクがたくさん!
40分ぐらいの見学でしたが、蔵元さんのお話が楽しくて飽きずに楽しめました。
見学後は試飲ができます。無料で飲めるのは3種類。有料(1,000円)ならもっと楽しめます。
お土産コーナーも充実の品揃えでした!
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新潟駅から徒歩15分になっていましたが、土地勘がなかったのでタクシーで移動しました。
タクシーで約5分、料金は750円でした。みんなで割ればバスより安いです。
ちなみにバスだと料金は一人210円。バス停から徒歩約5分です。
峰村醸造/古町糀製造所 蔵座敷店
今代司酒造から歩いてすぐのところにあります。徒歩4分になってましたが、おしゃべりしながらなのでもっと短く感じました。
味噌蔵の直売店と糀のお店が隣接しています。
峰村醸造 直売店
所在地 〒950-0084 新潟県新潟市中央区明石2-3-44
TEL 025-250-5280(直売店直通電話)
営業時間 平日 10時~17時/土日祝 10時~18時
定休日 年末年始【12月31日~ 1月2日】
古町糀製造所 奥座敷店
所在地 〒950-0084 新潟県新潟市中央区明石2-3-44
TEL/FAX 025-288-6620
営業時間 平日 10時~17時/土日祝 10時~18時
定休日 火曜日、年末年始
峰村醸造では味噌蔵見学ができますが、開催日が限られています。ご希望なら事前確認が必要です。ただ、酒造見学だけでも盛りだくさんなので、味噌蔵も続けて見学するととても疲れてしまうのではないかと思います。
こちらの建物は、『江戸後期~明治初期に建てられた土蔵』と『大正時代に建てられた2Fに御座敷のある土蔵』という二つの歴史的建造物を曳家で保存し、リノベーションしてあって、とても素敵でした。
古町糀製造所の2Fでお茶をしましたが、雰囲気がよくて落ち着きます。
2Fへ上る階段はちょっと急ですが、畳にテーブルと椅子。落ち着きます。
メニューは糀ドリンクはもちろん、味噌のソフトクリームも。
私は藤五郎梅のソーダに糀のアイスクリームをトッピングして頂きました。
スッキリしていておいしかったです!暑い季節におすすめ!
まとめ
このあと「沼垂テラス」に向かいました。「醸す地区」から徒歩10分程度で着きます。
沼垂テラスも個性的なお店があって楽しかったですが、私達は皆、この「醸す地区」の酒蔵見学とお味噌の直売店での買い物・糀カフェでのお茶だけでも大満足でした。
新潟駅で手に入れた『沼垂まちあるきMAP』によると、レンタサイクルもあるようです。自転車で回るのにちょうどいい距離だと思います。
新潟駅からすぐのところでこんなに楽しめるとは知りませんでした。
まだ行ったことがないなら是非おススメいたします!
最後までお読みいただきありがとうございました。