すぐにできてオススメの私の節約法をお話します。実体験を通してお話しますね。
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携帯電話代を見直してみる
NTTドコモが2019年4月~6月に携帯料金を2割~4割値下げすると発表しました。
2割~4割じゃまだ高いと思います。
ドコモ、au、ソフトバンクの大手3社の携帯料金はそもそも高過ぎます。 どうしてそんなに高いのでしょうか?
この大手3社は、自社で通信回線を持っています。 この通信回線を作るのに莫大な初期投資をしている上に、基地局の整備やメンテナンスなどに年間数千億円の維持費がかかっています。
それに、iPhoneや最新のAndroidスマホなど高価な端末のみを取り扱って、完全無制限のかけ放題オプションをつけるなど、自動的に何もかも全てセットのフル装備プランとなっているので料金が高くなるのです。
そこで気になるのが格安スマホですが、周りに使っている人はいないし、なんだかよく解らないし、解らないことに挑戦するのは恐いので多くの人がそのまま高い料金を払い続けています。
私もそうでした。
でも格安スマホについてちょっと調べてみると
- 大手の回線を借りていること
- 今使っているスマホをそのまま使えること
- 自分に必要なプランを選べること
などが解りました。いろいろと解るにつれて、どんどん格安スマホに変えたい気持ちが盛り上がり変えることに決めました!
20年以上愛用したドコモとのお別れ
格安スマホはネットで申込み・購入ができるのですが、そこまで思い切ったことができない私達夫婦は、希望の乗り換え先キャリアを取り扱っている家電量販店で手続きをすることにしました。
量販店のお兄さんから丁寧に説明して頂いてキャリアが決定し、夫はその時使っていたスマホ端末をそのまま使い、私はスマホ端末も新規で買うことにしました。
格安スマホに乗り換えるときに必要な手順に、「MNP予約番号をもらう」というのがあります。
MNP予約番号とは「現在使用している電話番号を、そのまま他社へ乗り換えても使うために必要な番号」なので、電話番号を変えたくない場合は必ずもらわなければなりません。
貰わなかった場合は新しい電話番号になるので注意が必要です。
ドコモが私と別れてくれない!
私の場合、このMNP予約番号をもらうのが大変でした。
量販店で、電話してお願いしたのですが、20年以上の顧客からの別れ話にドコモが粘ります。
「どうして変更するのですか?」はもちろんのこと、料金だと答えると
「今より安いプランをご提案します」ですって! そんなことできるなら早く言ってよ!と思いましたがそれでも格安スマホには敵わないので断ります。
時間を稼ぎたいのか、面倒臭いと思わせたいのか、やたらと時間をかけてきます。
他にもMNP転出手数料とか、更新月じゃないから契約解除料がかかるとか、結構高額な手数料がかかると言われましたが、そんな手数料がかかってもドコモを使い続けるよりずっと割安になるので断固としてひるまず、MNP予約番号をゲットしました。
量販店の方が言うには、こんなにドコモに粘られた人は初めてだそうです(笑)。
念のためですが、こちらから電話はしましたが、もちろんすぐに折り返しドコモから電話を掛けなおしてくれたうえでの長電話です。
結局、お別れするための手数料は2万円ちょっとかかりました。スマホ端末の支払いが終わっていない人はその分もかかることになります。
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格安スマホの使い心地
ドコモに粘られて思わぬ時間がかかりましたが、乗り換えしてしまえば何でもありません。
調べているときは、接続がよくないとか、混み合っている時間帯はなかなか繋がらないとかのデメリットがあると書いてありましたが、実際は全く気になりませんでした。
他のデメリットとして「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールが使えませんが、ほぼLINE等を使っているので問題ないです。
何かあったときに店舗がないと心配というのもあると思いますが、ネット検索すればほとんどのトラブル解決法が出てきます。なので店舗で長時間待たされることもなく、ほぼ自分で解決できます。 ネット検索してやってみても解決しない場合は機種変更です。 これは店舗があっても無くても同じことで、機種変更すれば大抵の問題は解決します。
月々の料金は?
2016年の8月に乗り換えをしました。
新規で買った私のスマホ端末は一括で購入し、当時のフリーテルでドコモ回線の「使った分だけ」のプランで契約しました。
「使った分だけ安心プラン最大20GB(ドコモ回線)」月額基本料金
種類 | ~100MB | ~1GB | ~3GB | ~5GB | ~8GB | ~10GB | ~15GB | ~20GB |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
データ専用 | ¥299 | ¥499 | ¥900 | ¥1,520 | ¥2,140 | ¥2,470 | ¥3,680 | ¥4,870 |
データ専用+SMS | ¥439 | ¥639 | ¥1,040 | ¥1,660 | ¥2,280 | ¥2,610 | ¥3,820 | ¥5,010 |
通話+SMS+データ通信 | ¥999 | ¥1,199 | ¥1,600 | ¥2,220 | ¥2,840 | ¥3,170 | ¥4,380 | ¥5,570 |
- ※表示価格は税抜です。
引用元:FREETEL 料金システム https://www.freetel.jp/sim/charge/
元々、外出先で長々とスマホを使うことはなかったし、家にいるときは家のネット回線を使っているので、この使った分だけプランは私達に合っています。
乗り換えてから2人で、スマホ2台とタブレット1台で、毎月の携帯代は合計約3,000円になりました。
3,000円ですよ!?
おそらく夫婦2人なら2万円、4人家族なら4万円、と大手キャリアの多くが1人1万円位毎月払っていると思います。それ以上のところもありますよね。
格安スマホに変えたら4人家族でも1万円で済むのではないでしょうか?
そうなったら毎月3万円の違いです。大きいです。 格安スマホに変えるだけで毎月3万円、1年で36万円!!
解約手数料なんて安いもんです。重要なのでもう一度言います。
「4人家族なら1年で約36万円の節約になります。」
36万円の節約になると断言するのはかなり乱暴ですが、相当な節約になるのは確かです。
そのお金を運用に回したり、他のことに使った方が絶対にいいと私は思います。
そうはいっても面倒臭いですか?違いは大きいですよ。
まとめ
4人家族なら1年で約36万円の節約、2人でも1年で約18万円の節約です。
他にこんなにも毎月の支出を減らせるものってありますか?
でも、こんなに節約できると力説したところで、残念ながら私の周りで格安スマホに乗り換える人はあまりいません。
高くても大手の方が安心とか、私以外に乗り換えた人がいなくて、ほとんどが大手を使っているから。みんなが変えたら考えるという日本人独特の同調性のせいかもしれないですね。
気が付いた人、調べて正しい情報を得られた人から賢く節約しています。何を我慢するよりも固定費の見直しが一番大きいと思います。
自分で調べた人、行動した人が得をしています。本当にそれが賢い選択だと私は思います。
高額の携帯代を毎月払い続けて「お金がない~!!」と言っている人、 早く気づいてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。