こんにちは。かりんです。
ラグビーW杯が、残すところ3位決定戦と決勝戦のみになりました。
9月に始まったときは、11月まで続くなんて長いと思ったのに早いですね。
日本戦はもう終わってしまったけれど、残り2試合も楽しみです。
イングランドに罰金処分の理由は?
ラグビーワールドカップの準決勝、イングランドとニュージーランド戦。
イングランドが勝利し決勝に進んだのですが、この試合後にイングランドに罰金処分が科されていたことがわかりました。
罰金処分の理由
試合前、ニュージーランド(オールブラックス)が伝統の「ハカ」をするのですが、この時にイングランドの選手たちがV字隊列で取り囲みました。
「ハカ」とは、試合前に自分たちの士気を高めるための踊りで、イングランドの行為はこれを妨害?とまでは行かなくても、威嚇するような行為に見えました。
このときのイングランド主将の様子がこちらです。
すごい表情です!!
そして、このV字隊列になったときに、相手陣内に入った選手がいたということで罰金処分になりました。
退会規約では、キックオフ前に相手陣内に入ることは禁止されていますが、「ハカ」のときにイングランドの選手6人が入っていました。
これが規約違反となっての処分です。
罰金の額については、英国地元紙の「カーディアン」が「(英ポンドで)4桁の額」と報道し、既に支払われているようです。
同じ様に2011年大会の決勝で、フランス代表のほぼ全員が試合前に相手陣内に入ったときの罰金が2,500ポンド(35万円)だったので、それ以下の金額ではないかと言われています。
イングランドのハカ奇襲 動画
実際どんな様子だったのか、動画を見つけました。
審判の人達にも何か注意されているように見えますが、本当に入ってますね。
イングランドの選手の方が余裕があるように見えて威圧的で、ニュージーランドの選手達の方が必死な感じに見えてしまいます。
こういうのって、結果にも影響するのでしょうか?
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「ハカ」妨害はいままでにも
こういう妨害にもあたりそうな行為はわりと行われているようです。
1991年の大会では、ニュージーランドの対戦相手だったオーストラリアのデイビッド・キャンピージ選手が、「ハカ」の間、自陣深くでボールを蹴って一人で遊んでいたそうです。相手を無視するという行為は威嚇するよりも衝撃的かもしれません。
1999年の大会ではフランスが、「ハカ」が終わった後に自陣で円陣を組み、全員で国家を歌って試合開始を遅らせたこともありました。
まとめ
ラグビーワールドカップの準決勝、イングランドとニュージーランドの試合前にニュージーランドの「ハカ」を奇襲したイングランドに罰金処分が科されました。既に処分済みです。
罰金の理由は、「ハカ」の際に相手陣内に入ったからです。大会規約で試合前に相手陣内に入ることは禁止されています。
こういう妨害にもあたりそうな行為はわりと行われているようです。
「ハカ」は自分たちの士気を高める踊りとはいっても、「宣戦布告」みたいな感じもありますからね、何かしたくなる気持ちもわかります。
日本はサモアの「ハカ」のとき、1列になって肩を組んでいました。変な行動に出ないあたりも日本らしくていいですよね。
私としては「ハカ」を見るのも楽しみなのです。対戦相手国には、変に妨害しないでね、と願います。